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子どもにお絵かきさせる時に保育士が注意したいポイント4つ

子どもにお絵かきさせる時に保育士が注意したいポイント4つ

お絵かきは子どもの想像力を育むだけでなく、頭の中で考えながら絵を仕上げることで論理的思考力やコミュニケーション能力、指先の動きをコントロールする能力など心身の成長を促す要素が詰まっています。 ここでは、保育士がお絵かきの時間に注意しておきたいポイントをご紹介します。


子どもが好きにお絵かきできるよう準備をする

お絵かきは、画用紙からはみ出したり洋服が汚れたりといった小さなトラブルがつきものです。
「はみ出さないように」「汚さないように」というのは、小さな子どもには難しい指示です。
画用紙からはみ出してもいいように、画用紙の下に大きめの布やシートを広げておきましょう。
また、汚してもいい服に着替えさせるといった準備も大切です。

また小さな子は体の機能が未発達なので、小さな手でも扱える、持ちやすくて軽い力で描けるクレヨンや筆を用意してあげます。
しかし、こうした画材を口に入れてしまう可能性があるので、万が一口に入れても大丈夫な素材でできているものを用意すると安心です。


子どものお絵かきでは、失敗しても怒らない

お絵かきに失敗はつきものです。たとえば、画用紙からはみ出したり、筆を洗う水を入れた容器を倒したりなど。

しかし、そうした失敗を起こしても怒ってはいけません。
子どもの体は機能が未発達なので、体をうまくコントロールできません。
そのため、画用紙からはみ出すのは日常茶飯事です。
また、熱中しているとまわりのことが見えなくなるので、筆洗いに当たったり、お友達とぶつかったりして作品が台無しになってしまうこともあります。
そんな時、失敗を注意すると子どもは委縮して、お絵かきを楽しめなくなる可能性が出てくるのです。

子どものお絵かきには技術を求めない・人と比べない

子どもの作品に優劣をつけたり、「こう描いたほうがいい」といった技術を求めたりすることはNGです。
幼いうちに創造の分野で大人が優劣をつけたり、技術について口出ししたりしてしまうと、子どもは自分のセンスに自信が持てなくなります。
結果、何かを創造するということに苦手意識を与えてしまうことになるからです。
そうはいっても、複数の作品の中から一点を選ぶシーンはよくあります。
その場合、選ばれなかった子どもたちへの配慮をしっかり行うことが大切です。

子どものお絵かきはNGワードで褒めない

子どもにお絵かきさせる時に保育士が注意したいポイント4つ

子どものお絵かきを褒める際には、使ってはいけない「NGワード」があります。
まず「なんでも好きに描いて」は、子どもが混乱するので言わないほうがいい言葉。
「好きにしていい」「自由に描いていい」という指示は、子どもにはいまいちピンとこない表現方法です。 描き方がわからないと好きに描くこともできないので、何を描くか、どう描いてほしいのかは具体的に指示をしましょう。

また子どもの作品に対し「上手だね」もNG。
これは先ほど紹介した「優劣をつけない」につながる言葉です。
子どもは、先生から上手と声をかけてもらえなかった場合、自分は上手ではないのだと思ってしまいます。 感想を伝える時は、制作過程や子どもの視線になって認めてあげることが大切です。
お絵かきは想像力を育むだけでなく、論理的に物事を考える力やコミュニケーション能力などを高めてくれることがわかっています。

また、指先を細かく使うトレーニングにもなるため、お絵かきは心身の成長を促すのに効果的です。
子どもがお絵かきを嫌いにならないよう、保育士は紹介したポイントに注意してお絵かき指導をしてあげてください。