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子どもが釘付けになる紙芝居の読み方のコツ

子どもが釘付けになる紙芝居の読み方のコツ

絵本の読み聞かせと紙芝居は似ていますが、読み聞かせは声に出して読んで聞かせるのに対し、紙芝居はお芝居であり、演技が必要です。
紙芝居の裏側にはセリフだけでなく場面を補完するト書きが入ります。また描かれている絵も、ページをめくればすべてが目に入る絵本とは違い、「ゆっくりめくる」など効果を引き出すように絵が配置されているものも少なくありません。
そこで子どもが釘づけになる紙芝居の読み方のコツをご紹介します。


紙芝居の読み方のコツ1 下準備をしっかり行う

紙芝居を読む人には演技が求められるため、下読みが必要不可欠です。下読みは本番のように立てて行うのではなく、まずはテーブルなど自分の前に置きます。
1枚目から順に並べて置き、最後部の1枚を裏返して脚本が見えるように1枚目の左側に配置し、下読みをします。
1枚目のシーンが終わったら左側にずらしながらひっくり返すと、2枚目のシーンの脚本が表れます。最後のシーンは残った1枚を裏返して左側の脚本の上に置き、左側の束の一番下にある1枚を抜いて右側を表側にして置きます。
下読みのコツは必ず声に出して読むこと、どのように演じると子どもに伝わるのか考えることです。


紙芝居の読み方のコツ2 声で物語に引きこむ

子どもを物語に引き込むには、一本調子で演じないことが大切です。
セリフ、ナレーションともに感情に応じた声のトーンを出すことを意識します。
喜怒哀楽で分けるなら、喜の声は「明るく高め」、怒っている時は「強めで早口」、悲しい時は「弱々しくゆっくり」、楽しい時は「明るく弾むように」など、シーンを想像させる声を出すようにしましょう。
そうすることで、聞いている人に感情が伝わりやすくなります。
そして演じる時はやや大げさにすることがポイント。
ただ、大げさにやりすぎると逆効果になるので、練習を誰かに見てもらってテンションの加減を調節するといいでしょう。

紙芝居の読み方のコツ3 効果的に紙を動かす

物語の展開に応じて紙を抜くスピードを変化させることも、紙芝居の効果の一つです。
物語に応じてさっと抜いたり途中で止めたりといった工夫を入れると、見ている人を引き込む効果が生まれます。
また抜く以外にも、場面に応じて前後や上下左右に動かしたり、揺らしたり回したりといった動きも効果的です。

まるで紙の中のキャラクターが実際に揺れたり回ったりしているように見えるので、子どもの気持ちを引きこむのに役立ちます。
動かす際には全体を動かすと見づらくなるので、演者である先生の左側、紙を引き抜く側を動かすようにし、紙芝居を支える右側は舞台につけたままにします。

紙芝居の読み方のコツ4 舞台装置を作る

子どもにお絵かきさせる時に保育士が注意したいポイント4つ

紙芝居は、紙だけのものも少なくありませんが、額縁状の舞台装置を作ると物語に引き込みやすくなるのでおすすめです。
舞台装置は物語の雰囲気作りに役立つ上、演じる先生が見えにくくなるのでより物語に集中できます。

また物語に応じた背景を用意することで、子どもが物語を想像しやすくなりますし、舞台装置を開くことで物語が始まるというわくわく感も提供できます。
紙芝居と同じ大きさに絵を描いたり、雰囲気にあった包装紙などを貼たりすれば簡単に作れるので、取り入れてみてはいかがでしょうか。

紙芝居はお芝居なので、準備が必要不可欠です。
下読みや演出方法、舞台装置など物語をより魅力的に見せるためのポイントを押さえておきましょう。
そうすることで、子どもをわくわくさせる紙芝居の読み方ができるようになります。