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子供の噛みつき癖は接し方が大事! 原因と対処法について

子供の噛みつき癖は接し方が大事! 原因と対処法について

小さい子供によく見られる「噛みつき」という行動。
特に1~2歳の子供に多く、お友達だけではなく先生にも噛みついてしまうことがあります。
噛まれて痛々しい傷跡が残ってしまう場合もあり、こういうトラブルはなるべく防ぎたいですよね。
今回は、「噛みつき」の原因を解説するとともに保育士としてできる対処法をご紹介します。


子供が噛みつく理由

子供が噛みつく原因は、寂しさなどのストレスだと思われがちですが、実はそれ以外の理由もあります。
主な理由をまとめてみました。

言葉で伝えられない

子供は自分の思いを言葉にして伝えるのが難しいため、言葉の代わりに行動で思いを伝えようとします。
その意思表示の一つが噛みつくという行動です。
たとえば、おもちゃを貸して欲しいのに言葉が出てこない……そういう場合、とっさに噛みついて自分の気持ちを伝えます。

接し方が分からない

相手に対して興味が湧いたり、興奮したりした時にどうしたらよいか分からずに噛みつくことがあります。
また、挨拶のつもりで噛みつき行動をする場合も多いでしょう。

発達段階で起こる現象

1~2歳児は、手よりも口が発達しているため、とっさに噛みついてしまいがちです。
噛みつき行動は、発達段階で起こる現象の一つなのであまり心配する必要はありません。
言葉が発達し、うまく感情表現できるようになれば自然と治まります。

子供の噛みつきを予防する方法

ここでは、噛みつき行動を予防する方法を解説します。

子供から目を離さない

子供が多い場所だと、どうしてもおもちゃの取り合いなどトラブルが発生しがちです。
そのため、子供の密度が高くなりすぎないように小さなグループで行動させるようにし、噛みついた場合すぐ制止できる距離にいるようにします。
保育士同士で連携し、子供の行動から目を離さないことが大事です。

スキンシップを取る

ストレスが原因で噛みついてしまう場合、スキンシップがとても重要です。
興奮しているときは優しく撫でてあげたりして落ち着かせてあげましょう。
特によく噛みついてしまう子供に対しては、スキンシップを多く取る必要があります。

子供が噛みついてしまったら

噛みついてしまった場合の対処ポイントをまとめました。

噛みついた子供への対処

噛んでしまった子供へは、気持ちを代弁することが大切です。
たとえば、おもちゃを借りたくて噛みついた場合は、「おもちゃを借りたかったのにうまく言えなかったんだね。
でも噛まれるとすごく痛いんだよ。今度からは貸してって言おうね」と伝えると良いでしょう。

噛まれた子供への対処

噛まれた子供には、傷跡が残らないように患部をすぐ冷やすなどして手当しましょう。
そして、噛みついてしまった子供の気持ちを代弁するなどして精神面のフォローをします。
たとえば、子供同士じゃれついて噛まれてしまった場合は、「噛まれて痛かったね。
○○くんは一緒に遊びたくて噛みついちゃったんだって。ごめんね」と噛んでしまった子供と一緒に謝るようにしましょう。

保護者へ伝える

子供が噛みついてしまったら

たとえ傷跡がなかったとしても、噛まれた子供の保護者へ何があったのか詳細に伝えましょう。
噛みつきを防げなかったことをお詫びし、傷の手当についても説明することが大切です。
不信感を与えないよう、誠実な対応を心がける必要があります。

子供の噛みつき行動には、頭を悩ませますよね。
でも、子供たちなりにそれぞれ噛みついた理由があり、その原因を探ることで予防法や正しい対処の仕方が見えてきます。
噛みついたからただ叱るのではなく、気持ちに寄り添った対応が重要です。
長い目で見守ってあげましょう。